こんにちは、トモさんです。
今回はアピアさんから販売されている「パンチライン80」の紹介。
この記事にたどり着いたということは、
パンチライン80ってどんなルアーなんだろう。シャローを引けるシンペンがほしい。出来れば飛距離も出せたほうがいいな~、ドリフトなど流す釣りでも使えるの?
こんな感じで気になっているかと思います。
結論を先に伝えると、飛距離が出せて、シャローや中層までをカバー出来る。場合によってはボトムもいける!そして流すことも可能です。
本記事の内容
- パンチライン80!私の使用感をインプレ【飛距離、アクション、レンジ】
- 効果的な場所やシチュエーションについて
- パンチライン80の使い方
今回はパンチライン80をシーバスを始めた頃から使用している私が、使用感について詳しく解説していきたいと思います。
管理人について
- 青森でシーバスを狙い週に3~4回釣りに出かけています
- 毎年二桁シーバスをキャッチ
- 初心者にわかりやすいシーバスサイトを運営しているリーマンアングラー
パンチライン80!私の使用感をインプレ
まずはじめに、パンチライン80の基本的なスペックについて簡単に紹介します。
基本スペック
- サイズ:80mm
- 重さ:13g
- フック:#6
- アクション:S字スラロームとローリングフォール
こんな感じです。
サイズの割には大きめなフックが標準搭載されています。そのままパッケージから出してすぐに使えるのはありがたいです。
個人的には結構使用頻度が高いシンペンになりますので、使用感を紹介していくよ!
パンチライン80のインプレ
パンチライン80の使用感について、ざっくりですがまとめると、
- 飛距離:個人的には飛ぶ部類に入る
- アクション:シンペンにしては左右への振り幅が大きいように感じる。S字スラロームと言っても見た感じはちょっとわからないくらい小さくスラロームする感じ。速度によって変わるけど。フォール中は完璧ローリング。
- レンジ:ミディアムリトリーブだと30~40cm程度。スローに巻くと50cm以上入る感じ。表層に特化しているわけではないけど、浮き上がり易いと感じる。ボトムを取ることも可能。
- 小技:ローリングフォールさせながら流したり、リフト&フォールみたいな使い方もできる。
こんな感じです。
パンチライン80の飛距離
飛距離はそこそこ飛ぶ部類に入る感じ。
私のタックルはラテオ86MLにヴァンキッシュ3000MHG、PE1号のセッティングですが、50m程度は平均で飛ばせています。これくらいなら十分に釣りになる飛距離かと思います。
うまく飛ばせない方でも、40mは確実にいけるかと思いますので十分武器になる飛距離性能は備えていると感じる。
更に遠くに飛ばしたいならPE0.8号などラインを細くすることで飛距離が伸びるよ!
アクション
アクションは巻いてくるとS字スラローム。リーリングを止めるとローリングしながらフォールしていきます。
個人的な感覚ですが、S字スラロームは思ったより大きくない印象。スラロームと言って良いのか個人的には疑問なレベルの動きです。どちらかと言うとテールを振るようなスイングアクション寄りに近いと感じています。ココは個人の感覚の違いかな。
S字スラロームと聞くと、スネコンなんかを想像するのでそこまでS字じゃない動きなのは確かです。
何よりも素敵なのは、ローリングフォールです!
これは素晴らしく、引きたいレンジまで沈めたいときでもローリングでアピールするし、巻いている途中でフォールを入れてもアピールすることができるので重宝する。
縦の釣りと横の釣りのアクションを両立した設計になっているところがポイントかも!
狙えるレンジ
基本は表層から50cm程度かな~って感じるわけです。これは普通にリトリーブしているときのレンジですかね。流れの強さによって少し変わるけど、汽水湖のような流れの緩いフィールドではだいたいこんな感じ。
ロッドを少し立て気味にしてミディアムリトリーブしてくると、水面下30cmくらいを引いてくることもできる。ダウンに入れば、引波を立てることも可能なくらい浮上しやすい設計かな。
ボトムも狙うことができるのは、主に流れが緩やかな河川や汽水湖の場合。
アップにキャストしてボトムをとり、デットスローに巻いてくるとボトム付近を攻めることが可能。注意したいのが、浮き上がりやすいためダウンに入るとレンジは少し上がリます。
ボトム付近を攻めたい時は、アップからのスローだね!水深が深いところではボトムは厳しい。3m程度の水深が限界かも。
以上が、パンチライン80の使用感です。
パンチライン80の効果的な場所やシチュエーションについて
パンチライン80を使うにあたり、効果的な場所やシチュエーションについて解説します。わたしが主に使用するフィールドは以下です。
シチュエーション
- シャロー帯水深3m以下
- 流れが穏やかな河川や汽水エリア
- ベイトが小さい時や場所
こんな感じです。
基本わたしはシャロー帯での釣りが中心ですので、表層を狙いたい時にパンチライン80を使います。ガルバ73で引波を立てたり、水面直下を攻めたあとに少しだけレンジを入れたい時に活躍するのがパンチライン80だと感じます。
これがまたいい仕事をしてくれんるんです。
シャロー帯で水深3m以下
水深が3mもないようなシャロー帯では、シーバスがボトムにいても食いあげてくることも多いです。
特にナイトゲームではシーバスも上を意識することが多いので、表層を攻めることができるパンチライン80はとても使いやすい。
瀬の上や駆け上がりがあるところを中心に狙うと、ブレイク付近で反応があることが多いですね!
流れが穏やかな河川や汽水エリア
流れが穏やかな河川や汽水エリアだと、シンペンは沈んでレンジが深くなりがち。
ですがパンチライン80は、先端のヘッドの形状が水を受けやすい形で浮き上がりやすい。また水の抵抗も感じやすいので動きが手に伝わるので使いやすい!
流れのないところに避難してきたベイトを演出するにはもってこいの性能。
つまり、流れがあまりなくてもレンジコントロールがしやすくて、操作感も抜群に感じるよ!
ベイトが小さい時期や場所の場合
春先はもちろんのこと、秋まではベイトも小さいことが多いと感じます。特に私のフィールド青森の河川はベイトが小型です。
そんなポイントでは80mmというサイズはかなりマッチします。とても食わせやすいサイズですし、小型ベイトの弱い波動とも似ているのでまさにマッチザベイト。
春先から夏まで活躍するのがパンチライン80の良いところだよね!
その他
他には遠浅で飛距離が必要だけど、魚のいるポイントが遠い。
または回遊する流芯を狙いたい時も有効。
パンチライン80の飛距離とシャローを引ける性能がとても相性がいですね。
主に河口なんかはこの条件に当てはまるよ!
パンチライン80の使い方について
最後はパンチライン80の使い方についてです。
わたしが1番多用するのが、「ただ巻き」です。その次に少しフォールを入れてあげる使い方ですね。以下に解説します。
ただ巻きが中心な理由
パンチライン80はただ巻きすると、小さいS字スラロームでシーバスを誘います。
基本はこれだけ!
そんなの簡単だよ!もっとテクニックないの?
パンチライン80はただ巻きすることでゆったり泳ぐように設計されているの。そして流れの強弱に反応して勝手にアクションを変えてくれます。
だからアングラー側が変にアクションを加えることをしなくても大丈夫。
むしろしっかりただ巻きできることが釣果に影響します。
考えることといえば、流れが強くなっているポイントをしっかり通すことができるか?
流れが少し強くなっているポイントに差し掛かると、動きがバタバタと大きくなってバランスを崩し、流れのポイントを抜けると静かに泳ぎ始めるので食わせの間が勝手に出来ます。
つまり、アクションはパンチライン80自体と流れに任せちゃうのが一番釣れる!
フォールを入れる
ちょっとしたコツになるけど、パンチライン80はフォールを入れると綺麗なローリングアクションをしながら沈んで行きます。
これはマジで武器になるアクションであり、性能です。
個人的にはただ巻きとフォールを合わせて使うことが多くて、5回転くらい巻いたらフォールさせる。また5回転くらい巻いたらフォールさせるを繰り返します。
そうすると落ちてきたものを待ち構えるシーバスが口を使うことがありますね。またはフォールしている時に、シーバスの補食レンジにマッチして口を使う感じかも。
シーバスは下から上に浮上する時に反応する習性があるので、フォールを入れてから巻き始めて浮上するタイミングで食ってくることを多々経験しています。
流すのはどうなの?
パンチライン80は流すときの釣りにも使用出来ます。重さもそこそこありますので、最近流行りのボトムドリフトなんかは使いやすい印象かも。
浮き上がりやすい性能を活かせば、流しながらのレンジコントロールもしやすいしね。
流す釣りになると、S字スラロームよりはローリングメインのアクションになるのでこれまた食わせ易い性能かもしれません。
わたしの河川はパンチライン80を流せるほどの流れがでないので、あまり釣れた印象はないかな。流すように意識しても、結局ただ巻きになってしまう(笑)
流れがある程度ある河川をメインフィールドにしているなら、ローリングしながらの流しは武器になるに違いないよ!
まとめ:シーバスでのパンチライン80のインプレ
いかがだったでしょうか?
今回はパンチライン80のインプレでした。シャロー帯では結構活躍することが多いシンペンだと感じています。
パンチライン80についてあらためますと、
ポイント
- 飛距離はそれなりに飛ぶけど、ぶっ飛ぶわけではない
- レンジは基本水面から50cm程度周辺。アップかダウンかでレンジは変化
- アクションは小さいS字スラロームとローリングフォール
- 水深3m以下のシャロー帯で使いやすい
- 基本はただ巻きが一番釣れる
こんな感じです。
結構万能なシンペンですよね!ガルバ73やエンヴィーのような表層に特化したシンペンを使ったあとに投入すると良いかも。
水面直下を攻めたあとに、少しだけレンジを下げるときにはパンチライン80の出番が多いと思います。
瀬があるところや流れに変化のあるところを中心に使ってみてください。パンチライン80が勝手にアクションを変えていい仕事をしてくれます。
流す時も先端のヘッド形状が水を受けて、いいアクションしながら流れていきますのでゴミにならない。ちゃんと生命感あるアクションしてくれますのでぜひ使ってみて!
シャロー帯で釣りしている人なら一本は持っておきたいルアーです。
買って損はないはず。
今回はこのへんで
またね~