- なるべく低価格帯のリールで良いものがほしいけど21ナスキーはどう?
- 実際に使っている人の意見が知りたい!
- どの釣りに向いているの?
釣りをするならリール選びは重要です。テキトーなリールを購入すると「すぐに故障したり」「ライントラブル」の原因に繋がってしまうことも多いからです。
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- シーバス7年目のリーマンアングラー釣りへは週3~4回
- ライトゲーム歴は約10年
- 初心者にわかりやすい釣りサイトを運営しています
この記事では、21ナスキーを実際に使用して長所や短所、私の使用感を解説していきます。
この記事を参考に21ナスキーを知ることで、リール選びに失敗もすることはありません。
実際に21ナスキーを購入してガタのない巻感に感動しました。コスパはとても高い!商品だと感じますし、多くの初心者や中級者の人が手に取るのも頷けました。
21ナスキーが気になる方はこちらの商品ページもどうぞ!
21ナスキーはハイコストパフォーマンスリールの代表【1つ前のツインパの巻き感】
21ナスキー:特徴や搭載技術はねじ込み式が熱い!
HAGANEギア+サイレントドライブ搭載と新型ラインストッパー、更にねじ込み式ハンドルは大きなポイントです。
巻くときのハンドルに伝わるガタがとても少なく、滑らかな巻心地を実現。また今までのラインストッパーはお世辞にも使い易いものではありませんでしたが、改善されています。
HAGANEギア+サイレントドライブ搭載
HAGANEギアが搭載され耐久性が大きく向上。
更にサイレントドライブで巻くときのガタが少なく滑らかな巻心地になります。
個人的にはこの巻き感に一番感動しました。
新型ラインストッパー
今までのラインストッパーはとても使いにくかった。
ラインを止めるのも外すのも一苦労でしたが、新しくなりストレスは減りましたね!
ねじ込み式ハンドル
ねじ込み式ハンドルを搭載することで、ハンドル自体のガタガタがなくなりました。
ハンドルを糸を巻く方向に回すとしっかりハマるようになっています。
個人的にはライトゲのームなど繊細で巻くことに集中する釣りでハンドルのガタはかなりストレス!そこが見事に改善されてます。
21ナスキー2500HGを使用してのインプレを簡単に!
私が購入したモデルは2500HGです。
ライトゲームに使用する目的でメインはメバルやクロソイです。
巻心地 | ハンドルのガタはなし。HGなので少し巻きは重いが滑らか。 |
重さ | 重さ自体は軽いと言えない。ロッドのバランスが良く重さは気にならない。 |
ドラグ機能 | 正直普通かと。ドラグフルロックで使用してるので後日追記。 |
丈夫さ | ソイやメバルをゴリゴリファイトでも問題なし。タフさを感じる。 |
ライントラブル | ワンピースベールではないのでちょっと不安だが今まで使用してトラブルはなし。 |
大まかに私の使用感は上の表のようになります。
このクロソイはナスキー使用時に釣れた個体です。ライトゲームで30cmを超えてくるとなかなかいいファイトですので楽しませてくれました。
ゴリゴリ巻いてもガタもなくタフさを感じます。
実際の巻心地を詳しく解説
巻心地はとても滑らかでハンドルのガタは一切ないのは感動!ハイギアでは巻き始めは重いのが正直な感想。
しっとりして滑らかな巻心地は、サイレントドライブやねじ込み式ハンドルの機能のためだと感じます。技術の進化を一番感じるのがこの点かと。
私が今まで使っていたのは、11フリームスでだいぶ過去のリールです。ハンドルのガタや巻きのコリコリ感がありましたが、それと比べると21ナスキーは雲泥の差です。
当時は11フリームスは21ナスキーより高かったのですが(泣)
巻心地に関しては、初心者や中級者であれば満足できるかと思われます。
巻きの重さ
巻重り感は結構あります。正直今まで使ったリールの中では一番巻はじめが重いと感じました。
なぜなら、
- ハイギアであること
- ライトゲームであること
以上2点が挙げられます。
具体的にはハイギアだとどうしてもはじめの巻き始めは重く感じられます。これは構造上仕方のないことです。
しかし、ライトゲームでは2~3g程度の軽量リグをスローに扱うので余計に重く感じられました。スローに使うと慣性の法則が働きませんからね。
シーバスやショアでのライトジギングでもハイギアを使用しますが、ここまで巻重り感を感じたことはないです。
つまり、21ナスキーの巻重り感はハイギアでスローな釣りに使用しているからです。普通に巻く、高速に巻く場合には全く気にならないかと思われます。
リールの重さ
正直軽いとは言えないが、特別重いと感じたこともない。
なぜなら、わたしの使用するシチュエーションが関係しているかと思います。
まず、
- ライトゲームである
- ロッドとのバランスが良い
以上が挙げられます。
ライトゲームではそもそもロッドも軽く、扱うリグも軽いのでよほど非力の人でなければ重いと感じないタックルです。
ですのでリール自体も小型なものを使用します。サイズ的にはC2000番あたりから大きくてもC3000番まで。
ですので私個人はナスキーの重さは気になりませんでした。
さらに使用しているロッド(アピア レガシーブルーライン77ML)とのバランスがとても良く、手元に重心が来るのでとても軽く感じました。
2500HGの21ナスキーは私個人にとっては全く重さ気になりません。
ラインローラーと2ピースベール
21ナスキーのラインローラーにはベアリングが非搭載と、2ピースベールが気になる人が多いです。
個人的な感想ですがどちらも気にならないのが正直なところです。
論点はラインブレイクするかしないかかと思われます。
ラインローラー
まずラインローラーにベアリングが入っていないから、たくさんラインブレイクするかと言ったらしません。
また2ピースベールでも引っ掛かりが起きて、ラインが切れると聞きますが私はまだ経験したことはありません。
ラインローラーにベアリングが搭載されているのに越したことはありません。
しかし、ラインブレイクする原因はむしろ、
- ノット(結束強度)
- ファイトの仕方
この2つに問題があることがほとんどだと感じています。
本当に気になるのであればベアリングを追加するか、もっと上位機種を選択するほうが無難です。
ベアリングを追加したい方はこちらが便利です。お値段もお手頃です。
2ピースベール
2ピースベールでよく言われるのは、ラインに傷が入り高切れするというもの。
赤枠で囲った部分がラインローラーとベールの繋ぎ目です。ここにラインが擦れたりすることで切れるというもの。
個人的には正しい使い方をするればそんなことはないと思いますが稀にあるみたいです。
その原因としては、
- テンションをかけた状態でのベールの開閉
- ベールの半開き状態
以上の2点が挙げられます。
この使い方をするとラインローラーとベールの継ぎ目にラインが引っかかり傷が入るという仕組みらしいです。
個人的には、2ピースベールだとしっかりベールを起こしてから投げる。
指で抑えながらテンションフォールさせるなど、基本が身につくので初心者にはオススメですが。気になるのであれば上位機種が良いかも知れません。
ナスキーの短所と長所は
ここまで読んでくれている人であればなんとなくナスキーの特徴がわかってきているかと思いますが、長所と短所を簡単に見ていきます。
長所
長所
- 神経質にならずにガンガン使える
- 巻心地は上位機種にも劣らない
- コスパが良い
大まかにいうと以上の3点が挙げられます。
まず10000円前後の価格帯ですので、多少の傷が入っても気にせず使えます。
正直4~5万するようなリールは怖くて地面に置けません(笑)
また巻心地は大きく改善しており、巻きだけを見れば10000円程度のリールとは思えない滑らかさです。ほんと10年前に出会いたかったくらいです。
そして何と言ってもコスパは最高クラスです!釣具全般に値上げしましたが、それでも1万円前後で買えるのはとても強いです。
短所
短所
- 重い
- 詰めが甘い
- ノーマル仕様が前提
以上3点が挙げられます。
重さは一番気になるところです。
もし用途がライトショアジギングやシーバスのように、長い時間投げ続けるのであれば体の負担は大きいかも。
ですが、1~2時間程度の短時間釣行なら問題ないですね。
上記で話したラインローラーや2ピースベールは人によっては欠点になります。
ここは詰めが甘い!と言うよりは上位機種との差別化を図るためにそうしているので仕方ありません。
また21ナスキーは個人的にノーマル状態で使うのが前提だと考えています。
ベアリングを追加したりハンドルノブをカスタムしてお金をかけるなら、21アルテグラなど少し上のモデルを購入することで短所がすべて補えます。
21ナスキーのインプレまとめ
21ナスキーについて使用感を解説してきました。
実際に使用して10000円程度のリールがここまで進化したのかと感動するレベルでした。
多くの人が手にし、アマゾンのレビューが多いのも頷けます。
今回の内容をまとめると、
ポイント
- 巻心地が格段にアップした
- 値段の割に耐久性もある
- やや重さは気になる
大まかにはこんな感じですね。
個人的には全くガタのない巻きに感動しました。
正直なところ、ライトゲームや小型青物などはナスキーでも十分勝負になると感じます。
予算を多く掛けられない人にはオススメ出来るリールですね。
ぜひ気になったら一度は手にとって見てもらえたと思います。