(本記事は令和3年7月18日に更新されました)
こんにちは、トモさんです。
今回はダイワさんから販売されている、「ガルバ73s」のインプレをしていきたいと思います。
ガルバといえば大野ゆうき氏がプロデュースしたルアーで、表層をシンペンとして使用したりドッグウォークさせてトップの釣りに使うことが出来ます。
わたしも初心者の頃から今までとてもお世話になったルアーです!
シーバスをはじめてから、今までかなり使い込んで来たので私なりの使用感を伝えていけたらと思います。メーカーが伝える特徴をただ書くのではなく、実際に「投げて、巻いて、魚を掛けて」の感想になります。
ガルバってどんな時に使うの?使うフィールドやポイントが知りたい!トップなのかシンペンなのかイマイチわからないけどどっちなの?わかりやすく使い方を教えて!
こんな悩みに対して
本記事の内容
- ガルバ73sのメリット・デメリットを解説
- 使用すると効果的なシチュエーションについて
- 初心者におすすめな理由を解説
わたしはガルバこそ初心者にオススメのルアーだと思います。
その理由も合わせてインプレしていきたいと思います。
管理人について
- 青森で毎年シーバスを二桁あげています
- 今シーズンは少ないながらも19本キャッチ
- 初心者のためのブログを運営しているリーマンアングラー
こんな感じで、仕事終わりにシーバスを狙いに行く生活をしています。少しでもシーバス初心者の方の参考になれば幸いです。
ガルバ73sのインプレ!スペックも紹介
まずガルバ73sはどんなルアーなのでしょうか?簡単に基本スペックをおさらいしていきましょう!
メーカー公表のスペックをみると
スペック
- サイズ:73mm
- 自重:12.8g
- レンジ:水面直下~20cm
- フック:#8
- リング:#2
以上がガルバ73sのスペックになります!
アクションはシンペンですのでケツを振るようなスローピッチアクション!
基本太めのボディーなので、ケツを振るようなアクションで魚を誘います。
※動画は87sなので、よりゆったり泳いでいます。
73sはさらに小ぶりなので、少しタイトな泳ぎになっていてもう少しプリプリ感が強いかも(笑)
なんと言っても特徴的なのはリップ付きペンシルだということ。
リップの役割はリップが水を捉え、風にあおられても横滑りを防止するためです。
うまく考えられているルアーだよね!
シンペンの弱点は風が吹くと、うまく引いてこれないこと。
わたしも風には何度も途方に暮れた経験が、その弱点を克服したのがガルバ73sなんですね。
まるでシンペンとミノーを両立したようなルアーです。
この後はメリット・デメリットを解説していきます。
ガルバ73sのデメリット
それではガルバ73sのデメリットについて解説していきます。
ガルバ73sってあまりデメリットないんですよね。
普通のシンペンだと思って使ったら損することを解説しますね。
損すること
- 中層ボトムは苦手
- 言うほど風に強くない
以上がデメリットであり、普通のシンペンだと思って使うと損することでしょうか。
中層ボトムは苦手
まず他のシンペンと同じように中層やボトムを狙いたいと思ってもうまくいきません。
なぜなら浮き上がりやすい構造に作られているからです。
そもそもガルバ73sは表層に特化させたシンペンです。そのための太めなボディーで沈みにくくしてます。中層やもっと深いレンジを狙いたいなら、他にもたくさんシンペンがあるので他を探しましょう!
ココを間違えると、狙っているレンジと違うところを攻めることになるので注意が必要です。
言うほど風に強くない
またリップ付きのため横滑りを抑えると書いてありますが、あくまでもシンペンです。
横滑りはしているように感じます!
リップが付いていると言ってもやはりシンペン。そこまで風に強いかと言ったらそうでもありません。ミノーのようにガンガン水を噛むって感じではないですね。
ミノーのような感覚で使っていると、コースが狂ってしまいますので注意してください!
ですが、他のシンペンと比較すると多少風に強いのは確かです。
以上がデメリットになりますが、ボトムと中層は捨てる!と割り切っていきましょう!
ガルバ73sのメリット
それではお待ちかねの、ガルバ73sのメリットについて解説していきます。
ガルバ73sの特徴を理解して使いこなしていきましょう。
ガルバ73sのメリットは
メリット
- 飛距離が出しやすい
- 表層のレンジキープが素晴らしい
- トップもいける
以上がメリットになります!
ガルバ73は表層を狙う時はかなり強いルアーですね!
飛距離が出しやすい
飛距離はシンペンに求められる最大の特徴です!
ガルバは固定重心ですが、しっかり飛距離が出せるのが特徴。
73mmという小型で、約12gの重量でありながらかなりの飛距離です!
飛ばせるシンペンはたくさんありますが、飛距離を求めると自重が重くなり表層を引くことが難しくなります。その点ガルバ73sは飛距離を出しつつも表層を引いてこれることが何よりも強みです。
「小粒・飛ぶ・表層」という特徴が、食い渋るシーバスにも結構効く場面が多いですね!
私の使用するタックルは
- ラテオ86ML
- ヴァンキッシュ3000MHG
- PE1号
- リーダー5号
こんな感じで、大体平均で50m程度は飛ぶかと思います。上手い人ならきっともっと飛ばせるはず!
この飛距離に何度も助けられた経験があります。細いPEならもう少し飛距離が伸ばせるよ!
表層のレンジキープが素晴らしい
表層に特化したシンペンがガルバ73です。
シンペンって沈下速度早いし、表層を引くなら結構な速度で引いてこないと難しいものが多いです。
ですがさすがは表層の魔術師ガルバ73sです!
スローに巻いても表層をしっかり引いてこれます。
これはどのシンペンでも難しいのではないでしょうか?
簡単に表層を攻めることが出来るからこそ初心者にもオススメ出来るルアーだと断言できます。
トップもいける
シンペンといえば水面直下より少し下か、やや中層寄りがメイン。
最近ではボトムドリフトなんかも流行ったりしてますね。
ですがガルバは表層に特化したシンペンなのでボトムはなし!
むしろロッドを立てて使うことでドッグウォークさせることが可能!
こんなシンペンは見たことないのが本音です!
デイゲームでも充分にアピール出来るのがガルバの凄いところです。
ガルバ73sの使い!どんな時に効果的?
それではガルバ73sはどんな時に使うのが効果的でしょうか?
結論を先に伝えると、
シチュエーション
- 浅い場所
- ベイトが表層で波紋を立てている
- 明る時間のボイル
こんな感じ。
レンジを刻むことがまだ難しい初心者の方には、特にオススメしたいですね。
是非しっかり読んでください!
浅い場所
まずはなんと言っても浅い場所です。
特徴
- 水深が30cmあればいける
- 瀬の上
- アシ周り
浅場はシーバスがベイトを捕食するために欠かせない場所。
ガルバ73sは水深が30cmもあればうまく引いてくることが出来ます。
水深を気にすることなく瀬のあるポイントなども果敢に攻めていきましょう。蠣瀬なんかは引っ掛かるのが怖くて攻めるの躊躇しますよね。ガルバ73sならいけます!
またアシ周りは浅く、ベイトが回遊するポイントですが、ガルバ73sはこんな場所も得意!
ガルバ73sの強みを最大限に活かせます!
下手にアクションさせずにゆっくりと巻くだけで食ってくることを多く経験しているよ!
ベイトが表層で波紋を立てている
ベイトが表層にいる合図は、波紋が立っている状況です。
そんな時はシーバスが上を意識していることも少なくないです。
波紋が立っているポイントの少し奥にキャストして、波紋の近くを通して来るとシーバスが下から食いあげることあります。
ベイトが表層にいる時はガルバチャンスだと思ってください!
明るい時間のボイル
明る時間にボイルしているシーバスはやる気が充分。
そんな時はドッグウォークで表層を攻めましょう。
ガルバはシンペンとトップの使い分けが出来るのが強みです。
状況によってルアーチェンジすることなく、2つのアクションが可能ですので是非使いたいテクニック。
ドッグウォークさせるにはちょっとコツが必要です。個人的はロッドによってアクションさせ易さが結構違うと感じています。
ラテオ86MLはロッドでルアーにアクションを加えやすく使いやすいです。
初心者にこそ使ってほしい
初心者はまだうまくレンジコントロールができませんよね?
だからミノーを使う釣りが多くなると感じます。実際わたしがそうでした(笑)
ミノーにプラスして使ってほしいのがガルバ73sなんです。
理由は簡単!
レンジキープが簡単だから。
ミノーのアクションで食ってこなかったら、シンペンに軍配が上がります。
簡単に表層を引けるガルバを投下しましょう!
簡単に釣りの引き出しを増やすことが出来ますよ。
初心者が一本釣り上げるためには、ナイトゲームの表層に徹することが近道だと感じます。
【表層の魔術師】ガルバ73sのインプレ!初心者にこそふさわしい まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はガルバ73sのインプレでした。
わたしは初心者の頃、かなりお世話になったルアーで今も変わりません。
表層を簡単に引いてこれるシンペンってあまり多くはないです。
そしてDAIWAさんのルアーはカラーも豊富!
これは初心者にありがたいことばかりです。
今回の内容をまとめると
まとめ
- 誰でも上手に表層を攻めれる
- トップとシンペンの両立
- 初心者に優しい
以上が今回のざっくりした内容になります。
ガルバ73sって初心者にこそふさわしいルアーだと思うんです。
シーバスフィッシングで特にナイトゲームでは表層を制するものがシーバスを制するってところがあるんですよね。
狙えているようでうまく表層が狙えてない方も多くいます。
その中でガルバ73sを使うだけで、簡単表層攻略が出来るのは最大の魅力だと感じませんか?
同時に根がかりリスクも極めて少ないんですからロストの心配もない。
こんなに初心者に優しいシンペンは他にないと思っています。
メリットがたくさん詰まったカルバを、ボックスに忍ばせて記念すべき一本を釣り上げてみましょう。
買って損はないと思います!
今回はこのへんで
またね~